コロナ禍による長い休校期間を、高校に入ったばかりの1年生が家庭学習の習慣を身につける機会として生かそうと考えたのが登別青嶺高校だ。自分の勉強量を客観視させるために、生徒に家庭学習の時間数を記録させている。1学年主任の本間達也教諭に詳しく聞いた。

コロナ禍で学校が長期休校を余儀なくされたことを機に、オンライン授業をはじめとする学校でのICT(情報通信技術)活用の必要性を説く声が大きくなっている。ただ、新聞やテレビでの取り上げ方を見ると、生徒1人1台の情報端末や家庭のネット環境の整備など、機材面の条件にばかりスポットが当たり、授業の中身やあり方にまで話が及ぶことはまだ少ない。

選択科目を決めたり、文系か理系かのコースを選んだりする前に、生徒は希望の進路や進学先を十分に考えているだろうか。カリキュラムの作成や教科書の発注など学校の事情で早めに科目選択をさせなくてはならない場合、どんな方法で生徒に判断材料を与えて検討させたらよいだろうか――。

希望進路が未定の高校生に進学を勧めたい。「とりあえず」でもよいから進学してみてはどうだろうか。2年~4年間の学費が数百万円にもなるのに「とりあえず」とは、ずいぶんといい加減に聞こえるだろう。勧める方は無思慮と思われても仕方がないし、そう言われて進学する方も安易過ぎるかもしれない。

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