この本は、数学のノーベル賞といわれるフィールズ賞を39歳(1970年)で受賞された広中平祐先生の著書で、1984年の発行。私が高校時代に読んだものです。その頃の私は「何で数学を勉強するのか、何の役に立つのか」と疑問を抱いていました。これは数学の教員になって以降、いつも生徒から聞かれる声でもあります。と同時に高校生の私は「数学者とはどのような天才的な才能を持ちあわせて、どのように特別な勉強をしているか」に興味を持っていました。

社会調査や統計を専門に含む著者(大阪商業大学学長)が、新聞や雑誌、インターネットなどで目にする様々なランキングを俎上に載せて、それぞれの調査の妥当性を検討し、問題点を指摘する本だ。データの収集や集計の方法、数値の処理の仕方などを解説するが、まったく数式を使っていないので、だれでも抵抗なく読める。

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